こんにちは。くろお測量登記・不動産鑑定事務所の黒尾です。
当事務所(宇都宮市・小山市)では、測量業務や災害対応力の強化を目的として、DJI製産業用ドローン「Matrice 4E」を導入しました。小型で取り回しが良く、測量向けフラッグシップ機として幅広い現場に対応できる機体です。
写真測量は、広範囲の現況把握やオルソ画像作成に適しており、造成前調査や境界確定、現況測量、鑑定評価の補助資料としても非常に有効です。

■Matrice 4E の特徴

- 小型・高剛性の機体構造:狭い現場や樹木の多い場所でも運用しやすく、持ち運びも容易
- RTK対応による高精度測位:現況測量・地形モデル作成など、精度が求められる業務に最適。弊所では、ソフトバンクichimill(イチミル)を活用し、誤差数センチ・リアルタイム位置測位を実現しています。
- 安定した飛行性能:風の影響を受けやすい河川敷や傾斜地でも安定した運用が可能
- 安全性の高い冗長設計 障害物検知や複数センサーにより、安全な飛行を実現

■弊所での「飛行 → オルソ画像生成 → 3Dモデル化 → 現況図作成」まで一貫したワークフロー
当事務所では、ドローン飛行からデータ解析、書類作成までを一貫して行える体制を整えています。
● ① ドローン飛行
現場の状況に応じて最適な機体を選定
- レーザー測量(M350 RTK +Zenmuse L2など)
- 写真測量 (Matrice 4E)等に対応しています。
● ② データ解析(DJI Terra)
取得した点群データは DJI Terra にて解析し、
- 地形モデル(DEM)
- 等高線
- 断面図
- 体積計算 など、目的に応じたデータ解析を行います。
● ③ トレンドポイントへの連携
DJI Terra で解析したデータは、福井コンピュータ様のソフト「トレンドポイントTREND-POINT→トレンドワンTREND-ONE」へ連携が可能。
これにより、各種測量成果、不動産鑑定評価書の補助資料作成 まで、一連の業務をスムーズに進めることができます。

■水防協力団体としての災害対応への活用
弊所は水防協力団体として、地域の防災・減災に貢献する取り組みを進めています。 Matrice 4E は、以下のような災害対応において使用を検討しております。
● 事前の重要水防箇所のモデル化
- 河川の堤防・越水リスク箇所
- 土砂災害警戒区域
- 浸水想定区域 これらを3Dモデル化し、平時から状況を把握することで、災害時の判断材料を蓄積します。
● 発災時の地形変化の把握
- 堤防の変状
- 河川の洗掘
- 土砂崩落
- 浸水範囲の把握 平時モデルとの比較により、被害状況を迅速に可視化できます。
● 立ち入り困難区域の安全な調査
人が近づけない場所でも、ドローンにより安全に情報収集が可能です。
■今後の展開として
弊所では、現況把握等にはMatrice 4E を活用し、
- 測量・現況調査
- 災害対応(事前モデル化・発災時の状況把握)
- 点検・記録 など、業務品質向上等に寄与して参りたいと考えております。
■ご相談・ご依頼
当事務所では、ドローンの飛行のみのご依頼、3Dデータ(点群・オルソ)の作成・編集のみのご依頼、トレンドポイントやトレンドワンの編集のみのご依頼にも柔軟に対応しております。
公共機関様・測量事業者様・建設会社様・不動産関連事業者様など、協業いただける事業者の皆さまからのご相談も歓迎しております。お気軽にお問い合わせください。